スリッターカッターとは?スリッターカッターの強みからおすすめメーカーを解説

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「スリッターカッターを導入したい!」

「スリッターカッターを扱っているメーカーは?」

多種多様な用途に使われ、様々な業界で使用されている『スリッターカッター』。

スリッターカッターの導入を検討している方もいることでしょう。

スリッターカッターは幅広い素材に対応していますが、素材のサイズや厚さに合わせた設定が必要となります。

そのため、事前知識なく使用しても思うような成果が出ないこともあるでしょう。

そこで今回は、スリッターカッターの基本的なことからおすすめのメーカーまで解説します。

スリッターカッターの導入を検討している方は、参考にしてください。

目次

スリッターカッターとは

スリッターカッターとは、紙・不織布・フィルム・粘着テープ・金属など、様々な材質のロール状のシートを任意の幅に切断し、再度ロール状に巻き取る機械です。

素材の巻き取り直径や必要な幅・切断精度などの条件に応じて微調整でき、高速で正確な切断作業を可能にします。

スリッターカッターは、上刃と下刃の間に材料を通したところに刃を嚙み合わせて切断を行う仕組みです。

上刃と下刃には隙間があり、材料に合わせて適切な設定をしないと切断面にダレ・バリ・カエリが発生してしまうこともあるでしょう。

そのため、高い精度でスリット加工を行うには素材のサイズや厚さに合わせた設定が必要となります。

スリッターカッターの2つの方式

スリッターカッターの切断方式には、下記2つの種類があります。

  • シャースリット方式
  • ギャングスリット方式

切断したい素材に合わせた、切断方式を選びましょう。

シャースリット方式

シャースリット方式は、窪みのある下刃に上刃を挿入する形で素材を切断する方式です。

端面精度が安定しているため、薄くて柔らかい素材の切断や、メーター数の長い素材の切断に適しています。

一方、上刃と下刃の間に隙間があるため折れやダレが出やすく、幅の細い素材を切断するのには不向きです。

ギャングスリット方式

ギャングスリット方式は、同形状の上刃と下刃を嚙み合わせて切断する方式です。

左右どちらの端面も同じ条件で切断されるため、ダレや折れが出にくく幅の細い素材の切断に適しています。

しかし、シャースリット方式と比べるとセットに手間がかかり、精度を出すには適切な管理が必要となるでしょう。

また、巻きが緩くなる場合があるため、メーター数の長い素材には不向きとなっています。

スリッターカッターの強み

ここからは、スリッターカッターの強みとして下記2つを解説します。

  • サイズの設定が自由
  • 多種多様な用途に対応

上記の強みを理解した上で、スリッターカッターを利用しましょう。

サイズの設定が自由

スリッターカッターは、素材を任意の幅や長さに切断できる点が強みです。

シートを巻き返しながら指定の幅に加工する仕組みのため、長さ5mでも100mでも自由に止めて素材を切断できます。

また、連続した1枚のシートを切断していくため、切り口が美しく、幅の精度も非常に正確です。

上記のことから、指定の長さに素材を切断したいときにスリッターカッターが採用されています。

多種多様な用途に対応

スリッターカッターは、多種多様な用途に対応できます。

スリッターカッターに対応する材料は、紙・不織布・フィルム・粘着テープ・金属など幅広く、さまざまな業界で活用できるでしょう。

また、切断する素材の特性に応じて、使用する刃の角度や材質を使い分けることで、より製品の品質を高めることが可能です。

例えば、素材によっては一般的に使用されているシェア刃や丸刃では目標とする品質に到達しないことがあるため、カッターナイフのように切断する『レザー刃』や加工難易度の高い金属に適している『ギャング刃』を使用することもあります。

上記のようにスリッターカッターは、幅広い素材に対応できるため、多種多様な用途で活用できます。

スリッターカッターを導入できるメーカー3選

スリッターカッターを導入したいが、どこから購入すればいいのか悩んでいる方もいることでしょう。

ここからは、スリッターカッターを導入できる下記3メーカーを紹介します。

  • ソルテック工業
  • 曙機械工業
  • 造研

上記3メーカーは、どれも実績ある企業のため安心して利用できるでしょう。

ソルテック工業

出典元:ソルテック工業
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項目詳細
会社名ソルテック工業株式会社
住所栃木県那須塩原市下田野532番地166
電話番号0287-35-4048
公式サイトhttps://solutech.co.jp/

ソルテック工業は、使い易く故障の少ないメンテナンス性の良いシンプルな構造の機械を創造し続けてきた会社です。

1972年に創業して以来、これまでに延べ200種類ほどのさまざまな新しい機種を開発してきた実績があります。

ソルテック工業の製品は全て独自の技術により、高精度・簡単操作・コンパクト化を実現し、無駄のないシンプル設計なため、誰でも簡単に扱えるでしょう。

また、シートの通しサイズに合わせた50mm単位の8機種の豊富な機種揃えにより、ユーザーの様々な要望に応えてくれます。

ソルテック工業について詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧ください。

曙機械工業

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項目詳細
会社名曙機械工業株式会社
住所埼玉県鴻巣市鎌塚1-1-3
電話番号0495-21-8123
公式サイトhttps://akebonomc.co.jp/

曙機械工業は『抜型裁断機』の総合メーカーとして、創業100周年を迎えた歴史ある会社です。

プラスチック・紙・革など様々な素材の加工にも対応する曙機械工業の抜型裁断機は、国内トップクラスのシェア率をほこります。

油圧式裁断機からサーボクランク式裁断機などの幅広い製品を取り扱っているため、ユーザーの要望に最大限応えてくれるでしょう。

また、ただユーザーの求める商品を提示するだけでなく、ユーザーの購入目的・現状の悩みなどをヒアリングした上で、最適な製品を提案してくれます。

購入前にはテストカットも実施してくれるため、より納得した上で購入できるでしょう。

曙機械工業について詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧ください。

造研

出典元:造研
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項目詳細
会社名株式会社造研
住所東京都八王子市堀之内2-21-9
電話番号042-675-2111
公式サイトhttp://www.zouken.co.jp/

造研は、緩衝材製造機をはじめとした電気機器や、省力化機器の開発から販売までを一貫して手掛けている会社です。

創業してからの40年間で培ったノウハウを活かし、高性能・高品質な商品を製造・販売しています。

40年間もの長きにわたり営業し続けられているのは、ユーザーから信頼されている証といえるでしょう。

また、購入前のデモ機の貸し出しや商品の操作方法・特徴の解説動画を公開するなど、ユーザーに寄り添ったサービスも特徴です。

事前に商品の使い勝手が把握できるため、自分に適した商品の購入がしやすいでしょう。

造研について詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧ください。

まとめ

今回は、スリッターカッターの基本的なことからおすすめのメーカーまで解説しました。

スリッターカッターとは、紙・不織布・フィルム・粘着テープ・金属など、様々な材質のロール状のシートを任意の幅に切断し、再度ロール状に巻き取る機械です。

多種多様な用途に対応でき、切断するサイズの設定が自由なことから様々な業界で活用できるでしょう。

スリッターカッターを導入できるメーカーは下記の3社です。

  • ソルテック工業
  • 曙機械工業
  • 造研

取り扱っている商品もバリエーション豊かなため、気になる方はそれぞれのホームページから確認してください。

きっと、あなたの使用目的に適した商品が見つかるでしょう。

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