「自動のシートカッターを導入したい!」
「自動シートカッターを扱っているメーカーは?」
自動シートカッターは、フィルム・紙・金属箔・複合材などを高精度かつ効率的に切断できる加工機です。近年は人手不足や品質安定化への対応として、製造現場で導入が進んでいます。
しかし、自動シートカッターにはさまざまな方式があり、素材や加工条件によって向いている機種は異なります。単に「自動化できる」という理由だけで選ぶと、精度低下や材料ロスにつながる場合もあります。
こちらの記事では、自動シートカッターの種類や特徴、導入前に確認すべきポイント、素材別の選び方、おすすめメーカーまで詳しく紹介します。
※導入検討中の方は「業務用シートカッターおすすめメーカー3選」も参考にしてください。
また、以下の記事ではシートカッター導入におすすめのメーカーを紹介していますので、気になる方はチェックして会社選びの参考にしてみてください。
自動シートカッターとは?手動機との違いと向いている現場
自動シートカッターは、シート材を設定寸法に合わせて連続切断する装置です。フィルム加工・紙加工・電子材料加工など、幅広い製造現場で導入されています。
従来は手動による切断作業が中心でしたが、近年は加工精度や生産効率を重視し、自動化設備への切り替えが進んでいます。特に、寸法精度が求められるフィルム加工や電子材料加工では、自動シートカッターによる安定加工が重視されています。
また、連続生産ラインへ組み込みやすい点も特徴です。材料供給から切断、排出までを自動化できるため、省人化や作業負担軽減にもつながります。
一方で、加工素材や生産量によって適した設備構成は異なります。用途に合わない設備を導入すると、加工精度低下や段取り替え時間増加につながる場合もあるため、事前に加工条件を整理することが重要です。
手動機・半自動機・全自動機の違い
自動シートカッターには、手動機・半自動機・全自動機など複数の種類があります。それぞれ対応できる加工量や自動化範囲が異なるため、製造条件に合わせて選定する必要があります。
シートカッターの種類と特徴の比較
| 種類 | 特徴・自動化の範囲 | メリット・コスト | 向いている現場 |
|---|---|---|---|
| 手動機 | 人が材料をセットして手動で切断する | 設備構成がシンプルで導入コストを抑えやすい | 試作・小ロット、多品種少量生産 |
| 半自動機 | 材料供給や切断位置制御など、一部工程を自動化 | 作業負担軽減と加工安定化を両立しやすい | 中規模生産、特定工程の自動化 |
| 全自動機 | 材料供給から切断、搬送(排出)まで全て自動対応 | 人による寸法ばらつきを抑え、24時間稼働も可能 | 大量連続生産、高精度ライン |
手動機は、試作品製作や小ロット加工など、多品種少量生産で導入されるケースがあります。設備構成が比較的シンプルなため、導入コストを抑えやすい点が特徴です。
半自動機は、一部工程のみを自動化した設備です。材料供給や切断位置制御などを自動化することで、作業負担軽減と加工安定化を両立しやすくなります。
全自動機は、材料供給から切断、搬送までを自動化できる設備です。大量連続生産へ対応しやすく、24時間稼働ラインへ導入されるケースもあります。人による寸法ばらつきを抑えやすく、安定した品質維持につながる点も特徴です。
ただし、大量生産では全自動機が向いていますが、多品種少量加工では段取り替えしやすい設備のほうが適する場合もあります。そのため、生産量だけではなく、加工品目数や段取り替え頻度も考慮して設備選定を行うことが重要です。
自動シートカッターが向いている現場

自動シートカッターは、生産効率向上や品質安定化を重視する現場で導入されるケースがあります。特に、同一サイズを大量加工するラインでは、自動化によるメリットが大きくなります。
具体的には、以下のような課題やニーズを抱える現場で導入が進んでいます。
- 同一サイズを大量加工したい
- 人による寸法ばらつきを減らしたい
- 24時間稼働へ対応したい
- ライン連携で省人化したい
- 材料ロス(歩留まり)を減らしたい
近年は、人手不足対策として自動化設備を導入する企業も増えています。自動シートカッターを生産ラインへ組み込むことで、作業負担軽減と安定生産を両立しやすくなります。さらに、高精度制御によって加工寸法を安定化しやすくなるため、材料ロス削減(歩留まり改善)へつながるケースもあります。
素材との相性見極めも重要

例えばフィルム加工では、寸法ばらつきやシワ発生を抑えるために、高精度搬送機能を備えた自動設備が使われる場合があります。電子材料加工でも、微細な寸法精度が求められるため、自動制御による安定加工が重要になります。
一方で、伸びやすいフィルムや薄物材料では、テンション制御や搬送条件によって加工品質が変わる場合があります。そのため、設備仕様だけではなく、加工素材との相性を確認しながら選定することが重要です。
特にフィルムや電子材料など、高精度加工が求められる現場では自動化によるメリットが大きくなります。加工条件に合った設備を選ぶことで、生産性向上と品質安定化の両立につながります。
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自動シートカッターを選ぶ前に確認すべき5つの条件

自動シートカッターは、フィルムや紙などのシート材を高精度に切断するための設備です。近年は、生産効率向上や品質安定化を目的として、多くの製造現場で導入が進んでいます。
しかし、自動シートカッターは単純に「高性能な設備」を選べばよいわけではありません。加工する素材や生産量によって必要な性能が変わるため、実際の加工条件を整理したうえで設備選定を行うことが重要です。
自動化レベルが高い設備でも、加工素材や生産方式に合っていなければ、精度低下や材料ロスにつながる場合があります。そのため、用途に合った設備仕様を確認しながら選定することが重要です。
自動シートカッター選定時の確認項目と影響する設備仕様
| 確認項目 | 具体的な確認内容 | 影響する主な設備仕様 |
| 素材 | フィルム・紙・金属箔・複合材など | 切断方式(ロータリー・シェアカット等) |
| シート幅 | 原反幅・加工幅 | 搬送性能、蛇行補正機能 |
| 厚み | 薄物・厚物 | 刃物剛性、モーター出力 |
| 必要精度 | 寸法公差、切断面品質 | 制御性能(サーボ・エンコーダ制御) |
| 処理量 | 日産量・タクト、生産体制 | 自動化レベル、段取り替えのしやすさ |
| ライン連携 | 前後設備との接続有無 | 通信・搬送制御、速度同期性能 |
加工する素材を確認する

まず確認したいのが、加工対象となる素材です。自動シートカッターは、フィルム・紙・金属箔・複合材など、さまざまな材料へ対応しています。ただし、素材ごとに必要な切断方式や搬送性能が異なるため、加工材料を整理することが重要です。
例えば、フィルムは伸びやシワが発生しやすいため、テンション制御性能や搬送安定性が重要になります。搬送時に張力が変化すると、寸法精度低下や蛇行発生につながる場合があります。
一方で、金属箔加工ではバリ発生を抑えるために、刃物剛性やクリアランス調整性能が求められます。複合材では層ズレを防ぐため、安定搬送性能や加工テスト対応力が重要になるケースもあります。
また、素材によって適した切断方式も変わります。ロータリーカットやシェアカット、ダイカットなど、それぞれ向いている加工条件が異なるため、事前に確認する必要があります。
素材の厚み・幅を確認する

同じ素材でも、厚みや幅によって必要な設備仕様が変わります。
薄物材料では、低張力でも安定搬送できる性能が求められます。特に薄いフィルムでは、わずかな張力変化によってシワや伸びが発生しやすくなります。
一方で、厚物材料では刃物剛性やモーター出力が重要になります。十分な切断力がない場合、断面荒れや切断不良につながる可能性があります。
また、広幅材料では搬送時の蛇行対策が重要です。材料幅が広くなるほど搬送バランスが崩れやすくなるため、蛇行補正機能や高精度ガイド機能が必要になるケースがあります。そのため、原反サイズや加工幅を事前に整理し、設備仕様との適合性を確認することが重要です。
必要な加工精度を確認する
必要な加工精度によっても、適した設備構成は異なります。例えば、電子材料や機能性フィルム加工では、高い寸法精度が求められる場合があります。加工精度が不安定になると、後工程で位置ズレや貼り合わせ不良が発生する可能性があります。
そのため、高精度加工ではサーボ制御や高精度搬送機能(エンコーダ制御や自動補正機能)を搭載した設備が採用されるケースがあります。これによって、安定した寸法管理を行いやすくなります。
また、加工精度だけではなく、蛇行許容値や切断面品質も重要です。特に金属箔やラベル加工では、切断面品質によって製品品質が左右される場合があります。設備仕様を確認する際は、単純なカタログ数値だけではなく、実際の加工条件に近いテスト結果を確認することが重要です。
処理量と生産体制を確認する
日産量やタクトによって、必要な自動化レベルが変わります。
大量連続加工では、自動供給や自動搬送機能が重要になります。材料交換頻度を減らすことで、連続稼働時間を延ばしやすくなります。また、24時間稼働ラインでは、安定した連続運転性能やメンテナンス性も重要です。設備停止が発生すると、生産ロスが大きくなるためです。
一方で、多品種少量加工では段取り替え時間短縮が重視されるケースがあります。頻繁に加工条件を変更する現場では、設定変更しやすい(レシピ管理やワンタッチ調整などの)設備構成が求められます。そのため、単純な処理速度だけではなく、自社の生産体制に合った設備仕様を検討することが重要です。
ライン連携の有無を確認する

前後設備との接続有無も重要な確認ポイントです。既存ラインへ組み込む場合は、搬送方向や速度同期、通信制御などを事前に確認する必要があります。ライン連携が不十分な場合、搬送トラブルや加工停止につながる可能性があります。
例えば、前工程から連続供給されるラインでは、速度同期性能が重要です。後工程との位置ズレが発生すると、製品不良につながる場合があります。
また、自動搬送装置や検査装置との連携が必要になるケースもあります。設備単体性能だけではなく、生産ライン全体で安定稼働できるか確認することが重要です。
導入前チェックリスト
加工素材や生産条件によって必要な設備仕様は変わります。以下のチェックリストを参考に、自社の条件を整理してみましょう。
□ 加工する素材を整理している
□ 素材の厚み・幅を確認している
□ 必要な加工精度を明確にしている
□ 日産量やタクトを整理している
□ 連続加工か小ロット加工か決まっている
□ 前後設備とのライン連携有無を確認している
□ 搬送方向や設置スペースを確認している
□ 加工テスト対応可否を確認している
□ 段取り替え頻度を整理している
□ メンテナンス体制を確認している
実際の導入にあたっては、カタログスペックだけで判断せず、メーカーへの実際の加工条件に近いテスト確認(ワークテスト)を依頼しながら選定を進めることが、失敗しない設備投資の最大のポイントです。
素材別|自動シートカッターの向き・不向き比較

自動シートカッターを選定する際、最も重要なのが「加工する素材との相性」です。例えば、フィルムでは伸びやシワ対策が重要になりますが、金属箔ではバリ発生を抑えるための刃物性能が求められます。また、複合材では層ズレを防ぐために安定搬送性能が必要になる場合があります。
そのため、単純に切断速度や自動化性能だけを見るのではなく、加工素材との相性を確認しながら設備を選定することが重要です。近年は、高機能フィルムや複合材など加工難易度が高い材料も増えています。従来と同じ設備では安定加工が難しくなるケースもあるため、実際の加工条件に合わせた仕様確認が必要です。
フィルム・紙・金属箔・複合材の違い
自動シートカッターで加工される代表的な素材には、フィルム・紙・金属箔・複合材などがあります。それぞれ加工時に発生しやすい課題が異なるため、必要な機能や適した方式も変わります。
素材別の課題・必要機能・最適な切断方式の比較
| 素材 | 加工時の主な課題 | 設備に求められる必要な機能 | 向いている切断方式 |
| フィルム | 伸び・シワ・静電気 | テンション安定、蛇行補正、静電気対策 | シェアカット |
| 紙 | 紙粉・断面荒れ | 刃物の切れ味維持、清掃性、メンテナンス性 | ギロチン/ロータリー |
| 金属箔 | 切断面のバリ | 刃物剛性、高精度なクリアランス調整 | シェアカット |
| 複合材 | 層ズレ・材料変形 | 搬送安定性、オーダーメイド対応力 | シェアカット/特殊仕様機 |
フィルム加工では、搬送時の張力変化によって寸法精度が変わる場合があります。そのため、テンション制御性能や低張力搬送性能が重要になります。特に薄物フィルムでは、わずかな搬送変化でもシワや蛇行が発生する可能性があります。
紙加工では、切断時に粉や断面荒れが発生する場合があります。そのため、切れ味維持や清掃性が重要になります。加工速度が高いラインでは、刃物交換やメンテナンス性も重視されるケースがあります。
金属箔加工では、切断面にバリが発生しやすい点が課題です。刃物剛性やクリアランス調整性能によって加工品質が変わるため、高精度調整機能が必要になる場合があります。
複合材では、層ズレや材料変形が発生するケースがあります。複数素材を貼り合わせた材料では、搬送時のバランス変化によって加工品質が不安定になる場合があるため、安定搬送性能や加工テスト対応力が重要です。
また、複合材加工では既製設備だけでは対応できないケースもあります。そのため、オーダーメイド仕様やテスト加工対応が重要になる場合があります。
薄物や伸びやすい素材で注意すべき点
薄物フィルムや伸びやすい素材では、搬送時の張力変化によって寸法精度が変わる場合があります。
特に高機能フィルムでは、数ミクロン単位で寸法管理が必要になるケースもあります。搬送時のわずかなズレや張力変化が、不良発生につながる可能性があります。そのため、以下のような機能の有無が選定において重要になります。
- テンション制御:材料へ一定の張力をかけながら安定搬送するために重要です。張力が不安定になると、シワや伸び、蛇行発生につながる場合があります。
- 蛇行補正:搬送中の材料位置ズレを補正するために使われます。広幅フィルムや高速搬送ラインでは、蛇行補正性能によって加工品質が変わるケースがあります。
- 静電気対策:フィルム加工では静電気によって材料同士が貼り付いたり、異物付着が発生したりする場合があります。特にクリーン環境で使用される電子材料では、静電気対策が重視されています。
- 刃物角度調整:加工品質へ直接影響します。適切な角度調整ができない場合、断面荒れやバリ発生につながる可能性があります。
- 低張力搬送:薄物材料や伸びやすい材料で重要です。必要以上の張力をかけずに搬送できることで、材料変形を抑えやすくなります。
実機テストによる相性確認が最大のポイント

特に高機能フィルムでは、実際の加工条件に近いテスト確認が重要です。設備カタログだけでは判断できないケースもあるため、実機テストによって加工品質や搬送安定性を確認する必要があります。
また、前後設備とのライン連携も確認することが重要です。搬送速度や材料テンションが変わると、加工品質へ影響する場合があります。
素材ごとの特徴や加工条件を整理しながら設備を選定することで、加工品質の安定化や歩留まり改善へと繋がります。特に高機能フィルムや複合材などの難加工材においては、事前の実機テストを積極的に活用し、自社の加工条件に100%マッチした設備を選び抜きましょう。
自動シートカッターのメリット・注意点

自動シートカッターは、生産効率向上や品質安定化を目的として、多くの製造現場で導入されています。特に、フィルム・紙・金属箔・複合材などを連続加工するラインでは、自動化によるメリットが大きくなります。
一方で、加工素材や搬送条件によっては、設備性能を十分に活かせないケースもあります。単純に「高性能な設備」を導入するだけではなく、自社の加工条件へ適した設備仕様を選定することが重要です。
手動から自動シートカッターへ切り替えることで、現場の作業環境や生産体制は大きく変化します。ここでは、自動化によって得られる「生産量」「品質」「コスト」の3つの側面における具体的なメリットと、それが経営や現場にもたらすプラスの影響を解説します。
自動シートカッターを導入する3つのメリット

手動から自動シートカッターへ切り替えることで、現場の作業環境や生産体制は大きく変化します。ここでは、自動化によって得られる「生産量」「品質」「コスト」の3つの側面における具体的なメリットと、それが経営や現場にもたらすプラスの影響を解説します。
生産効率を向上しやすい
自動シートカッターは、材料供給から切断、排出までを自動化できるため、作業効率向上につながります。特に大量連続加工では、人による材料セットや寸法調整作業を大幅に減らしやすくなります。
また、24時間稼働ラインへ対応しやすい点も特徴です。自動供給装置や搬送装置と連携することで、長時間の安定運転を行いやすくなります。
さらに、段取り条件をデータ管理できる設備では、品種切り替え時間の短縮につながる場合があります。加工条件を自動で呼び出せることで、設定ミス(ヒューマンエラー)の防止にもつながります。
加工品質を安定化しやすい
自動制御によって、寸法ばらつきや切断ズレを抑えやすくなる点も大きなメリットです。特に電子材料や高機能フィルムでは、微細な寸法精度が求められるため、安定した搬送性能や制御性能が重要になります。
また、人による作業差(熟練度による違い)を減らしやすい点も特徴です。常に一定の条件で加工しやすくなることで、製品品質の安定化につながります。
さらに、蛇行補正やテンション制御機能を搭載した設備では、シワや伸びの発生を抑えやすくなる場合があります。薄物フィルムや広幅材料では、搬送の安定性が加工品質へ大きく影響します。
材料ロス削減につながる場合がある
加工寸法を安定化しやすくなることで、歩留まり改善(材料ロスの削減)につながるケースがあります。特に、高価な機能性フィルムや金属箔では、わずかなロスでも製造コストへ大きく影響するため、自動化による恩恵が大きくなります。
また、自動位置補正機能を搭載した設備では、材料のズレを抑えながら加工しやすくなります。位置ズレによる不良削減につながる点も特徴です。
導入前に知っておくべき2つの注意点

自動シートカッターは非常に強力な設備ですが、カタログスペックの数値だけで導入を決めてしまうと、実際の運用で思わぬトラブルに直面することがあります。
導入後の「こんなはずではなかった」を防ぐために、あらかじめ把握しておくべき2つの重要な注意点を解説します。
素材によってはテスト加工が必要
フィルム・複合材・電子材料などは、搬送条件や刃物条件によって加工品質が変わる場合があります。特に伸びやすい材料では、わずかな張力変化によって寸法精度へ影響するケースがあります。
また、複合材では層ズレや材料変形が発生する場合もあります。既製設備だけでは対応が難しいケースもあるため、加工テスト対応やオーダーメイド仕様(特注対応)が必要になることがあります。
設備カタログのスペック数値だけでは判断できない場合も多いため、実際の加工条件に近い状態で事前にテスト確認を行うことが重要です。
搬送条件によって加工精度が変わる場合がある
自動シートカッターでは、切断性能だけではなく「搬送性能」も極めて重要です。搬送速度やテンション条件が不安定になると、蛇行やシワ, 寸法ズレが発生する場合があります。
特に薄物フィルムや広幅材料では、低張力搬送性能や蛇行補正性能が重要になります。前後設備との速度同期によって加工品質が変わるケースもあります。
また、高速加工ラインでは静電気対策も重要です。静電気によって材料の貼り付きや異物付着が発生すると、製品の不良原因につながる場合があります。
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自動シートカッターの種類

自動シートカッターは、主に切断方式と駆動方式の二種類に分けることが可能です。
それぞれの特徴を説明していきます。
切断方式
自動シートカッターの切断方式は、それぞれ異なる特徴とメリット・デメリットがあります。用途や目的に合った最適な方式を選ぶことが重要です。
| 種類 | 特徴 |
|---|---|
シャー刃方式 | 刃物でシートをせん断してカットする方式です。 安価でシンプルな構造のため、最も普及している方式です。 厚手のシートや硬いシートにも対応できますが、断面が若干汚れるという欠点があります。 |
| ダイカット方式 | モーターで刃を動かすタイプです。手動式よりも早く正確にカットすることが可能です。しかし、手動式よりも高価で重いです。 |
| キスカット方式 | 刃物でシート表面のみを浅くカットする方式です。 ステッカーやラベルなどのように、シートを完全に切り離さずに背紙を残しておきたい場合に適しています。 シャー刃方式やダイカット方式よりも精度が低くなります。 |
| レーザーカット方式 | レーザー光でシートを焼き切る方式です。 非接触でカットできるので、刃物の摩耗がなく、高精度なカットが可能です。 シャー刃方式やダイカット方式よりもランニングコストがかかります。 |
それぞれの方式の特徴をよく理解し、最適なものを選びましょう。
駆動方式
ここでは、駆動方式の自動カッターの特徴を説明します。
| 種類 | 特徴 |
|---|---|
| ベルト駆動方式 | モーターの力でベルトを回転させ、その回転で刃物を動かします。 比較的安価でシンプルな構造のため、多くの自動シートカッターで採用されています。 高速な切断には不向きです。 |
| サーボモーター駆動方式 | サーボモーターを使って刃物を直接動かします。 ベルト駆動方式よりも高速で高精度な切断が可能です。 ベルト駆動方式よりも高価です。 |
上記の表を参考に、それぞれの方式の特徴をよく理解しましょう。
適切な駆動方式を選ぶことで、作業効率の向上、コスト削減、高品質な製品の製作を実現できます。
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自動シートカッターを導入するソルテック工業株式会社がおすすめ

| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 会社名 | ソルテック工業株式会社 |
| 住所 | 栃木県那須塩原市下田野532-166 |
| 電話番号 | 0287-35-4048 |
| 公式サイト | https://solutech.co.jp/ |
ソルテック工業は、使い易く故障の少ないメンテナンス性の良いシンプルな構造の機械を創造し続けてきた会社です。1972年に創業して以来、これまでに延べ200種類ほどのさまざまな新しい機種を開発してきた実績があります。
ソルテック工業の製品は全て独自の技術により、高精度・簡単操作・コンパクト化を実現し、無駄のないシンプル設計なため、誰でも簡単に扱えるでしょう。また、シートの通しサイズに合わせた50mm単位の8機種の豊富な機種揃えにより、ユーザーの様々な要望に応えてくれます。
以下の記事ではソルテック工業株式会社の会社の特徴、商品事例などをさらに詳しく解説していますので、気になる方はぜひ参考にしてみてください。
ソルテック工業の製品事例
ここからは、ソルテック工業の商品事例として下記3つを紹介します。
上記の商品に魅力を感じたら、ソルテック工業の利用を検討してみてください。
シートカッターWシリーズ

https://solutech.co.jp/publics/index/22
シートカッターWシリーズは、特許取得済みの独自のシェアカット方式を採用しており、クリアランスギャップゼロでフィルム・紙・金属箔・複合材・新素材に対応したシートカッターです。
スリカット・ラミカット・マークセンサカットなど多数のオプションを用意し、カスタマイズにも細かく対応します。簡単に刃の交換ができ、交換後の調整も不要です。
また、材料幅に応じて、機械幅を細かく選択できるのも嬉しいポイントです。
2軸スリッターについて詳しく知りたい方は「2軸スリッターWシリーズの特徴」も参考にしてください。
ラベルスリッターS-300シリーズ

https://solutech.co.jp/publics/index/25
ラベルスリッターS-300シリーズは、シール・ラベル印刷用のコンパクトな卓上型自動シートカッターです。コンパクト設計で設置場所を選ばず、限られたスペースでも設置できるのが特徴です。
S-300シリーズを導入することで、手動カッターよりも圧倒的に速く正確にカットできるため、作業時間を大幅に短縮できます。また、高精度なレールとガイドにより、誤差数ミリ単位の精度でカットできるでしょう。
ラベル・シール加工向け設備について詳しく知りたい方は「PTカッターの特徴」も参考にしてください。
アブソルダイカッターSRDim Wシリーズ

https://solutech.co.jp/publics/index/26
アブソルダイカッターSRDim Wシリーズは、マグネットシリンダ1本で抜きサイズとピッチを自在に変更できるロータリー式後加工機です。
従来のロータリー式ダイカッターでは、抜き型を交換する必要がありましたが、SRDim Wシリーズはマグネットシリンダ1本で抜き型を動かすため、抜き型交換の手間が不要で、スピーディーかつ柔軟な加工を実現します。
SRDim Wシリーズを導入することで、品質・作業効率ともに向上するためおすすめです。
ロータリー加工について詳しく知りたい方は「ロータリーダイカッターとは」も参考にしてください。
以下の記事ではソルテック工業株式会社の会社の特徴、商品事例などをさらに詳しく解説していますので、気になる方はぜひ参考にしてみてください。
まとめ

今回は、自動シートカッターの種類や選び方について解説しました。自動シートカッターは、フィルム・紙・金属箔・複合材など、加工する素材によって必要な機能や適した切断方式が異なります。特に薄物フィルムや高機能材料では、テンション制御や搬送安定性によって加工品質が変わる場合があります。
また、単純に「高性能な設備」を選ぶのではなく、加工精度・処理量・ライン連携・段取り替え頻度など、自社の加工条件を整理しながら選定することが重要です。実際の加工条件に近いテスト確認を行うことで、加工不良や歩留まり低下を防ぎやすくなります。
自動シートカッターの導入や設備選定を検討しているなら、本記事を参考にしてください。
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