「自動のシートカッターを導入したい!」
「自動シートカッターを扱っているメーカーは?」
自動シートカッターには、手動のシートカッターにはない様々な利点があり、導入を検討している方もいることでしょう。
しかし、ひとえに自動シートカッターといっても多種多様な加工方法、機器があり、素材の特性や目的に応じて使用する機械もさまざまです。また、会社によって取り扱っている機器も異なります。
そのため、やりたい加工や目的に応じてシートカッターを使い分ける必要があります。自動シートカッターを導入したいが、どこから購入したらいいのかで悩んでいる方もいることでしょう。
そこで今回は、自動シートカッターの種類とおすすめメーカーを解説します。シートカッターの導入を検討している方は、参考にしてください。
また、以下の記事ではシートカッター導入におすすめのメーカーを紹介していますので、気になる方はチェックして会社選びの参考にしてみてください。
自動シートカッターとは
自動シートカッターは、完全に自動化された操作によってシートや紙を切断するための機械です。人の介入なしで作業が行えるため、効率性と生産性に優れています。
自動フィーディングシステムにより、人の手を借りず連続的に素材を供給できるため、切断作業を中断することなくスピーディーに作業できます。
また、コンピュータ制御によって素材のサイズや形状に応じて切断方法が自動的に調整されるため、柔軟かつ効率的に作業を進められるでしょう。上記の理由により、自動シートカッターは大量のシートや紙の切断が必要とされる環境に適しています。
自動シートカッターの特徴
自動シートカッターには以下の特徴があります。
どれも手動にはない特徴です。自動シートカッターの導入を検討している方はチェックしてください。
統一感のある仕上がり
自動シートカッターは、精密な制御システムと高性能な駆動装置により、カット位置を精密に制御できるため、バラつきがなく高精度な仕上がりが実現できます。
また、鋭利な刃物と適切な切断圧力によって、断面をきれいに仕上げることも可能です。切り口がギザギザしたり、毛羽立ったりすることがなく、見た目も美しい製品に仕上がるでしょう。
自動ならではの特徴として、カット位置をデジタル値で設定できるため誤差数ミリ単位の精度で、より精度の高いカットが可能です。
さらに、手動カッターと比べて圧倒的な速度も特徴の一つです。大量生産や高品質な仕上がりを求める場面に最適と言えるでしょう。
安全性の向上
自動シートカッターは、手動カッターとは異なり、刃物に触れることなくカットできます。そのため、手動カッターに比べると圧倒的に安全です。
多くの自動シートカッターには、安全カバーが搭載されています。安全カバーは、刃物全体を覆い、誤って刃に触れてしまうのを防ぎます。刃物に触れる機会を減らすことで、怪我のリスクを大幅な低減に一役買ってくれるでしょう。
さらに、現在の自動シートカッターには、緊急停止ボタンや刃物ロック機能などの安全装置が備わっている機種も多くあります。安全カバーは、刃物全体を覆い、誤って刃に触れてしまうのを防いでくれるため、安心して作業できるでしょう。
自動シートカッターは、様々な安全機能により、手動カッターとは比べ物にならないほど安全です。作業者の安全を守るために、自動シートカッターは欠かせない機器と言えるでしょう。
作業効率の向上
自動シートカッターは、圧倒的な速度が特徴です。大量のカットが必要な場合や、納期厳守が求められる場合に特に最適と言えるでしょう。
自動シートカッターは、毎分数十枚〜数百枚の速度でカットすることができ、手動カッターの数十倍の処理能力を実現できます。短時間で大量のカットを処理できるため、作業時間を大幅に短縮することが可能です。
また、自動シートカッターにはカット条件を記憶できるジョブ機能が搭載されている機種が多くあります。そのため、同じ条件で繰り返しカットする作業をワンタッチで実行することができ、作業効率アップに繋がります。
自動シートカッターは、様々な機能により、作業効率を飛躍的に向上させることが可能です。生産性の向上により、コスト削減、人件費削減など、様々なメリットも同時に得ることができるでしょう。
自動シートカッターの種類
自動シートカッターは、主に切断方式と駆動方式の二種類に分けることが可能です。
それぞれの特徴を説明していきます。
切断方式
自動シートカッターの切断方式は、それぞれ異なる特徴とメリット・デメリットがあります。用途や目的に合った最適な方式を選ぶことが重要です。
種類 | 特徴 |
---|---|
シャー刃方式 | 刃物でシートをせん断してカットする方式です。 安価でシンプルな構造のため、最も普及している方式です。 厚手のシートや硬いシートにも対応できますが、断面が若干汚れるという欠点があります。 |
ダイカット方式 | モーターで刃を動かすタイプです。手動式よりも早く正確にカットすることが可能です。しかし、手動式よりも高価で重いです。 |
キスカット方式 | 刃物でシート表面のみを浅くカットする方式です。 ステッカーやラベルなどのように、シートを完全に切り離さずに背紙を残しておきたい場合に適しています。 シャー刃方式やダイカット方式よりも精度が低くなります。 |
レーザーカット方式 | レーザー光でシートを焼き切る方式です。 非接触でカットできるので、刃物の摩耗がなく、高精度なカットが可能です。 シャー刃方式やダイカット方式よりもランニングコストがかかります。 |
それぞれの方式の特徴をよく理解し、最適なものを選びましょう。
駆動方式
ここでは、駆動方式の自動カッターの特徴を説明します。
種類 | 特徴 |
---|---|
ベルト駆動方式 | モーターの力でベルトを回転させ、その回転で刃物を動かします。 比較的安価でシンプルな構造のため、多くの自動シートカッターで採用されています。 高速な切断には不向きです。 |
サーボモーター駆動方式 | サーボモーターを使って刃物を直接動かします。 ベルト駆動方式よりも高速で高精度な切断が可能です。 ベルト駆動方式よりも高価です。 |
上記の表を参考に、それぞれの方式の特徴をよく理解しましょう。
適切な駆動方式を選ぶことで、作業効率の向上、コスト削減、高品質な製品の製作を実現できます。
自動シートカッターを導入するソルテック工業株式会社がおすすめ
項目 | 詳細 |
---|---|
会社名 | ソルテック工業株式会社 |
住所 | 栃木県那須塩原市下田野532-166 |
電話番号 | 0287-35-4048 |
公式サイト | https://solutech.co.jp/ |
ソルテック工業は、使い易く故障の少ないメンテナンス性の良いシンプルな構造の機械を創造し続けてきた会社です。1972年に創業して以来、これまでに延べ200種類ほどのさまざまな新しい機種を開発してきた実績があります。
ソルテック工業の製品は全て独自の技術により、高精度・簡単操作・コンパクト化を実現し、無駄のないシンプル設計なため、誰でも簡単に扱えるでしょう。また、シートの通しサイズに合わせた50mm単位の8機種の豊富な機種揃えにより、ユーザーの様々な要望に応えてくれます。
ソルテック工業の製品事例
ここからは、ソルテック工業の商品事例として下記3つを紹介します。
上記の商品に魅力を感じたら、ソルテック工業の利用を検討してみてください。
シートカッターWシリーズ
シートカッターWシリーズは、特許取得済みの独自のシェアカット方式を採用しており、クリアランスギャップゼロでフィルム・紙・金属箔・複合材・新素材に対応したシートカッターです。
スリカット・ラミカット・マークセンサカットなど多数のオプションを用意し、カスタマイズにも細かく対応します。簡単に刃の交換ができ、交換後の調整も不要です。
また、材料幅に応じて、機械幅を細かく選択できるのも嬉しいポイントです。
ラベルスリッターS-300シリーズ
ラベルスリッターS-300シリーズは、シール・ラベル印刷用のコンパクトな卓上型自動シートカッターです。コンパクト設計で設置場所を選ばず、限られたスペースでも設置できるのが特徴です。
S-300シリーズを導入することで、手動カッターよりも圧倒的に速く正確にカットできるため、作業時間を大幅に短縮できます。また、高精度なレールとガイドにより、誤差数ミリ単位の精度でカットできるでしょう。
アブソルダイカッターSRDim Wシリーズ
アブソルダイカッターSRDim Wシリーズは、マグネットシリンダ1本で抜きサイズとピッチを自在に変更できるロータリー式後加工機です。
従来のロータリー式ダイカッターでは、抜き型を交換する必要がありましたが、SRDim Wシリーズはマグネットシリンダ1本で抜き型を動かすため、抜き型交換の手間が不要で、スピーディーかつ柔軟な加工を実現します。
SRDim Wシリーズを導入することで、品質・作業効率ともに向上するためおすすめです。
以下の記事ではソルテック工業株式会社の会社の特徴、商品事例などをさらに詳しく解説していますので、気になる方はぜひ参考にしてみてください。
まとめ
今回は、自動シートカッターの特徴を解説しました。自動シートカッターの強みや特徴は下記になります。
- 統一感のある仕上がり
- 安全性の向上
- 作業効率の向上
ソルテック工業は、品質が高く作業効率の高い機械を創造し続けています。上記の通り、様々な種類の機器を設計しているため、ソルテック工業でならあなたのニーズに合った最適なマシンが手に入るでしょう。
ぜひ本記事を参考にしながら自動シートカッターの利用を検討してみてください。